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子育てしながら資格取得を目指した日々と、そこから得たもの
資格取得というと、「時間がない」「家事と育児がある」「自分には難しそう」と感じてしまう人も多いかもしれません。特に子育てをしながら勉強するとなると、そのハードルは一気に上がります。ですが、実際に私は3人目の子どもがまだ1歳の頃に、最終合格率2%という国家資格の勉強を始め、合格までたどり着くことができました。今回は、実体験をもとに「子育て中でも資格取得は可能であること」「資格が人生に与えた良い変化」「続けるための工夫」について、リアルな視点で綴っていきます。

資格への挑戦を決めた背景と、当時の生活事情
3人の子育て真っ最中、特に末っ子はまだ1歳。毎日バタバタで、自分の時間といえば子どもたちが寝たあとにわずかに残る数十分…。そんな時期に、私は「人生の選択肢を広げたい」という気持ちが強くなりました。
子育ては楽しいけれど、自分自身のキャリアや将来の働き方を考えると、このままで良いのだろうかという不安も同時に押し寄せてきました。「この先、子どもたちを育てながら働く自分はどうなっていくんだろう?」という漠然とした思いが、資格への挑戦を後押ししたのだと思います。
そこで選んだのが、合格率2%という狭き門の国家資格。正直、無謀なチャレンジだったかもしれません。でも、「どうせ勉強するなら本気でやりたい」「簡単な資格より、自分を本当に強くしてくれる資格を取りたい」と思い、思い切って挑むことを決めました。
「時間がない」は本当に理由になるのか?現実的な勉強時間の作り方
子育て中の最大のハードルは、とにかく時間がないことです。勉強時間を確保するには、日々の生活のどこかを削る必要があります。しかし、この“削る”という考え方だけだと、心がついていかない。そこで私が意識したのは、「時間を見つける」よりも「時間をつくる」ことでした。
具体的には、次のような工夫をしました。
・子どもが昼寝したら、家事ではなく勉強を優先する
・夜はスマホをなるべく触らず、机に向かう
・料理中の待ち時間は暗記タイムにする
・休日は家族に10~20分だけ時間をもらう
大切なのは、「長時間確保しようとしない」こと。数分でも積み重ねれば、いつか大きな力になります。実際、私も1日30分~1時間ほどしか勉強できない日がほとんどでしたが、それでも続けることで合格にたどり着けました。
支えてくれたのは「絶対に合格できる」という気持ち
正直、合格率2%の資格に向けて勉強するのは精神的にきつい時も多かったです。過去問がさっぱり理解できない日が続くと、「本当にこれで受かるのかな」と不安が襲います。
しかし、諦めそうになるたびに心の中で繰り返していたのが「絶対に合格できる」という言葉でした。根拠があるわけではありません。でも、行動し続けるためには、根拠のない自信でも持っていたほうが強いのです。
そして、その気持ちを守るために大切だったのが、小さな成功体験を積み上げること。問題集の1ページでも進めばOK。昨日解けなかった問題が今日は解けたら、それは立派な前進です。子育てと勉強を両立している人ほど、1つ1つの“できた”が大きなエネルギーになります。
資格取得を目指す日々で変わった家の空気
勉強を始めた当初は、正直、家族に気を遣うこともありました。「お母さんが机に向かってばかりだと子どもがかわいそうかな」そんな葛藤も常にありました。
でも、時間が経つにつれ、家族が私の努力を理解し応援してくれるようになりました。子どもたちは「ママ勉強頑張ってるね」と声をかけてくれたり、家族のサポートがあったからこそ、合格まで走り切れたのだと思います。
そして、私が勉強を頑張る姿を見せることで、子どもたちにも「努力する大人の背中」を見せられたのではないかと感じています。
合格後に感じた“資格の力”。信用は目に見える形で現れた
合格証書を手にした日、これまでの努力が一気に報われたような気持ちになりました。それ以上に驚いたのは、「資格を持っていることで信用度が上がる」という事実を実感したことです。
例えば、勤続1年という短い期間でも住宅ローンが通ったことは、私自身が最も驚いたポイントでした。「資格=信用」と感じる場面が、実際に生活の中にあるということを知った瞬間でもあります。
もちろん、資格を取ったから全てがスムーズになるわけではありませんが、「相手から信用される」というのは働くうえでも生活面でも大きな支えになります。
資格取得は“未来への投資”。何歳からでも挑戦できる
資格取得は、自分の将来に対する投資です。子育て中だからこそ、資格がもたらす安心感や選択肢の広さはより価値を持ちます。「働き方を変えたい」「収入を上げたい」「将来の不安を減らしたい」…理由はどんなものでも構いません。
大切なのは、「やってみたい気持ち」を無視しないこと。資格取得に年齢は関係ありません。むしろ、家庭と両立しながら挑戦した経験は、そのまま自信に変わります。
子育て中の受験勉強で役立った小さな工夫
ここからは、私が実際に取り入れた“続けるための工夫”をいくつか紹介します。どれも大げさなものではなく、少し意識すれば誰でも取り入れられるものばかりです。
・家事を「完璧にやらない」日をつくる
・勉強道具はワンセットにして、すぐ取り出せる状態をキープ
・SNSの時間を減らす
・「今日は5分やる」と決めて、とにかく机に座る習慣をつくる
・子どもに「ママも勉強してくるね」と宣言して、切り替える
子育て中はどうしてもイレギュラーが多いので、完璧を目指さないことがポイントです。できる日もできない日もある。それでいい。続けることに意味があります。
資格取得で得たものは合格証だけではない
資格を取って良かったと思う理由は、決して“資格そのもの”だけではありません。努力できた自分への信頼感、家族の支えを感じられたこと、時間の使い方が上手になったこと…。そうした日々の積み重ねから得たものこそが、私にとっての大切な財産です。
そして、「やればできる」という実感は、その後の人生のあらゆる選択に良い影響を与えてくれます。「また頑張ってみよう」と思える気持ちを運んでくれたのも、この資格取得の経験でした。
資格取得を迷っている人へ伝えたいこと
もし今、資格取得を迷っているなら、私は自信をもって「挑戦してほしい」と言いたいです。子育て中でも、仕事をしていても、少しずつ前に進めば必ず力になります。
勉強を始めたばかりの頃はゴールが遠く感じても、毎日数分でも続ければ「昨日より確実に成長した自分」がいます。そしてその積み重ねは、未来の選択肢を広げ、家族の生活にも良い変化をもたらします。
あなたの努力は、必ず自分自身の力になります。資格取得は、その第一歩です。

